2024年の後半がもう始まってしまった。
文章構成
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入力
Learning:本、小説、良い記事、動画、ポッドキャストなど。形式は問わず、見終わって「何か得た」と思えたもの
Anime:新作でも旧作でも、TVでも劇場版でも、とにかく観たアニメの記録
Others:映画やドラマなど、上の二つに入らないもの -
雑念
そのとき考えていたことを、たぶんそのまま書く -
出力
たぶん Blog。でもまだ実力が足りなくて、1か月まるごと何も出せないことも普通にある( -
旅行記
どこかへ行ったら書く。行かなかったらそれはそれで終わり -
雑
上のどれにも入らない細かい話
入力
Learning
どこで見たのかは忘れたけれど、「学んだことは、ただ自分の言葉で言い直すだけでも記憶に残りやすくなる」という話があって、たしかにそうだと思った。
これまで読んできた本や記事も、読み終えた直後は何かを得た気になるのに、しばらくするとすぐ曖昧になってしまう。たくさん学んだ気はするのに、じゃあ具体的に何を覚えているのかと聞かれると、うまく答えられない。
なので今後は、価値があると思ったものをできるだけ整理して残すつもりだ。自分の言葉で言い換えるか、必要なら原文をそのまま引く。
ノートにしておけば印象も深まるし、あとで探すときにも楽になる。
《软件随想录》
別名 More Joel on Softwares(Joel談软件)。中文版は阮一峰が翻訳。
Joel のブログ記事をまとめた短いエッセイ集で、文章が軽妙でかなり面白い。
印象を定着させるために、ノートも一篇書いた:読書:ソフトウェア随想録(More Joel on Software)
7月11日にファイルを作って少し書いたのに、そのまま7月末まで引きずって整理しきれなかった(
8月7日 update:やっと整理完了。そのぶん月記の公開も遅れた
《Python 工匠》
とても良い本で、またしてもまたしてももう一度 Python を勉強したい気持ちに火をつけられた。
その勢いで一篇ブログを書いた:学習:Python 学習リソースおすすめ & 学習メモ。今後 Python 関連の内容は、基本的にこのエントリにまとめていくつもり。
記事の中で本書をこう紹介した:
Python は非常に自由だが、その代償として上下限の差が大きい。本書は
能跑的代码を优秀的代码にする方法、Python の言語特性を使ってよりPythonic(Python风格)に書く方法を議論する。
さらに Python に限らずどの言語にも通用する知識(変数命名、大規模プロジェクトでのコードスタイル統一)も紹介する。
内容は分かりやすい。GitHub版は無料で読める。気に入ったら書籍版を買うと web 版より詳しい。
《Eloquent JavaScript》
Eloquent JavaScript 4th Edition by Marijn Haverbeke。
まだ読み終えてはいないけれど、今のところ3分の1くらいまで読んだ。
その時点でも、この本の良さはかなりはっきりしている:
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完全無料
web版、PDF版、スマホ向けの小さいPDF、EPUB、MOBIが全部無料で配布されている。
もちろん紙版もあるので、本棚に置きたい人は買うこともできる。
内容自体はどの版でも同じだけれど、学びやすさだけで言えばむしろ web 版がいちばん良い。コードハイライトもあるし、次の特徴もあるからだ。 -
コードブロックが実行できる
初学者に一番おすすめなのは web 版。
web 版ではすべてのコードブロックが実行できる。著者が説明して、例のコードを出したら、そのままクリックして挙動を確かめられる。
しかも自由に書き換えて、結果がどう変わるかも試せる。
環境構築も要らないし、ブラウザの外に出る必要もない。学習のハードルがかなり低い。 -
内容が段階的で、学習と実践が結びついている
いちばん基本的な構文から始まって、第1部で JavaScript そのものを丁寧に説明し、第2部でブラウザ、第3部で Node.js に進む。
第1部にはencapsulation、polymorphism、inheritance、object-oriented、functional、closure、recursion、side effectなど、よく出てくる概念もきちんと入っている。
各章の終わりには3〜4問ほどの小さな練習問題があって、そのままブラウザ上で解ける。
数章ごとに Project 章もあり、著者が手順を追って小さなプログラムを一つ作らせてくれる。正直、最初の
Project: A Robotで runRobotAnimation を動かして、画面で小さなロボが走り回るのを見たとき、ちょっと感動した -
サイトが簡潔で綺麗
内容はこの本だけで、無関係な情報がない。構造が明快で、排版も綺麗。
こういうものに触れると、インターネットそのものと、こういう形で知識を開いてくれる著者の姿勢に感謝したくなる。情報にたどり着くための壁を下げて、誰でも同じように良い知識へアクセスできるようにしてくれるからだ。
Anime
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追番
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败犬女主太多了
今のところいちばん好印象。作りも丁寧だし、キャラデザもかなり良い(八奈見の胃袋についてはもう説明不要 -
义妹生活
意外と悪くない。予想より良い。文芸寄り。 -
學姊是男孩
兄弟、你好香
元気な学妹が可愛い。 -
魔法少女与恶曾是敌人
ブラック労働を強いられる魔法少女。設定が妙に生々しくて、ちょっと笑えない。
制作が良い。ボンズが本気。 -
鹿乃子大摇大摆虎视眈眈
PVの宣伝が盛大だったけど、本編は德不配位。
ギャグアニメは難しい。追えるか分からない。 -
靠废柴技能【状态异常】成为最强的我将蹂躏一切
予算が少しある異世界。1話を観て小説も少し読んだ。
キャラは顔谱化だけど、筋はまあまあ。戦いも一応頭を使っている。 -
這是妳與我的最後戰場,或是開創世界的聖戰 第二季
テンポが速すぎ、制作が崩壊。
无神世界と同監督でも救えない。 -
杖与剑的魔剑谭
ダンまちと同作者。1話は劇場版レベルで経費溢出。
2話は戦闘力崩壊。筋は期待せず、制作だけ見る。 -
我要【招架】一切~反误解的世界最强想成为冒险家
ちょっと強引な误解路线。女主頼み。
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加入补番列表,也许以后会看(咕
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物语系列
前作が多すぎる。 -
小市民系列
氷菓と同作者。闷いらしい。 -
擅長逃跑的殿下
梅园班の制作が強いと聞いた。
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一集弃
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疑似后宫
筋がない。退屈。 -
不时用俄语说真心话的邻桌艾莉同学
制作が良い工业糖精。OPは丁寧、EDは摆…話が退屈すぎて見られない。ED は摆じゃなくて毎話変える。でもやっぱり退屈、見ない。
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异世界自杀小队
土。1話切り。
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Others
最近観たドラマ/映画。なるべくネタバレしない。
夏日大作战 (Summer Wars)
15周年記念で、二週間限定の再上映。
最初は行くつもりがなかった。前にも一度観ていたし、まあいいかと思っていた(とはいえ5〜6年前だけど)。
でも観終わったあとに真っ先に思ったのは、やっぱり映画館で観てよかった、ということだった。
初見のときは うん、まあ面白い くらいの感想で終わっていた。
今回は細部がずいぶん見えた。人物どうしのやり取りも、画面の作りも、裏で動いている伏線も、前よりずっとはっきり入ってくる。前回はだいぶ取りこぼしていたんだと思う。
この作品に限らず、他の作品でも見返してみると、数年前より理解が深まったと感じることがある。
単純に当時は経験が足りなくて、作品の中にある示唆や細かいディテールを拾いきれていなかったのだと思う(
いまこのタイミングで見ると、かなり面白い作品だと思う。少しメモしておく:
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AI
2009年の作品では、AIがネット空間で騒動を起こす未来を描いていた。いま現実には、AIボットやAI由来のデマが普通に騒ぎを起こしている(
AIの流行が一般人の生活にまで影響しているのは、もう疑いようがない(Sell me this pen. It’s AI powered.)。
もちろん良い面もある。今月は Python と JavaScript を勉強していて、迷ったら AI に聞く、というやり方がかなり快適だった。
結局のところ、AIはもう良い意味でも悪い意味でも皆の生活に食い込んでいる。どちらの影響が大きいかは、まだ簡単には言えない。 -
ネット/現実の境界が消える
映画の中では、パソコン、ガラケー、あるいはテレビさえあれば、どこからでも仮想世界につながれる。
2009年当時、自宅にはまだブロードバンドがなく、ゲームをするならこっそりネットカフェに行くしかなかった。携帯電話の世界ではノキアがまだ強く、WAP版のQQ農場も普通に流行っていた。
学校では情報の先生がノートPCとUSB通信カードを持ってきて、「これが移動ネットワークだ」と見せてくれた。
その先生は「淘宝」という、ネットで買い物ができるサービスのことまで教えてくれた。
もちろん当時は、みんな半信半疑だった。ネットで物を買うなんて、本当に大丈夫なのかと。
でも、そこから今日まではたった十五年しか経っていない。こんなことを言える年齢になったのが怖い。学生時代
15年はほぼ人生の全部だったのに少し話が逸れたけれど、
言いたいのは、スマホがネットの境界を押し広げて、ネット生活が現実生活に入り込み、あるいは現実生活のほうがネットに溶け込んだ、ということだ。
モバイルインターネットの時代になると、ネットにつなぐこと自体がほとんど無意識の前提になる。みんな常時接続だ。
そのぶん今は、むしろネットから離れるほうが意識的な努力を必要とする状態になっている。互联网移民という概念を見たことがある。ミレニアム前生まれでネット普及を経験した人。
対して互联网原住民はミレニアム後生まれで、ネットは日光や空気のように当然存在する。
面白い概念。 -
仮想アイデンティティが主になる
仮想の身分が、ある意味では現実の身分より重くなる。それも、ネットが生活の中心に入り込んだ結果の一つだと思う。
アカウントを盗まれた主人公は、自分が自分だと証明できなくなる。頼れるのはシステムへの問い合わせだけ。かなりサイバーパンク -
単一点故障
映画では、AIが公共機関のアカウントを奪えば公共インフラを止められ、軍のアカウントを奪えばミサイルまで動かせる。さすがにそこまでは、と最初は思う。
でも、ここ最近の CrowdStrike の世界的な障害を思い出すと、完全な荒唐無稽とも言い切れない。
どちらも、中心化されたシステムの脆さが一箇所で噴き出す、という意味ではよく似ている。映画を観ながらつい重ねてしまった。 -
可視化
冒頭の仮想世界の案内シーンも良い。現実に実体があるもの、本や車のようなものは、そのまま仮想空間にも対応する形で置かれている。
それだけでなく、本来は抽象的な概念まで視覚化されている。たとえば政治機構は島のように、経済市場は観覧車のように表されていて、こういう擬物化が見ていて楽しい(しかも主人公は仮想世界でも働いている……)。仮想世界で打工といえば、虚渊玄脚本の『乐园追放』を思い出す
大反派が捣乱するとき、仮想世界の標識を乱して現実のナビを扰乱したり、水圧を操作したり、可視化の演出が良い。
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仮想世界はリアルタイム翻訳で言語の壁を消す。
重建巴别塔 -
老人の手紙を読むところ、豁达で良い。
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人脳で素因数分解は扯すぎるのでスルー。
観終わってパンフレットを買おうとしたら、入口のあたりで店員さんが「『サマーウォーズ』のパンフレットは完売です」と叫んでいた。
完全に出遅れた。上映前に買っておくべきだった。
最近37°の鬼天気。
炎天下で『夏日大作战』を見に行くのも、これ自体が夏日大作战では?
雑念
今月の雑念は、ほとんど全部この感想の中に入ってしまった。
軽く一言だけ書くつもりだったのに、書けば書くほど増えていった。やはり何度でも噛み返せる作品なのだと思う。
出力
なんとか二本、ノート記事をひねり出した。
JavaScript の学習ノートも少し書いたけど、まだ内容が少ない。Eloquent JavaScript を読み終えてから出す。
旅行記
暑すぎるので、必要がなければ外には出ない。今月は夢遊病みたいに漂っていたいだけ
雑
照骗
败犬女主太多了 1話ラストの屋上シーンが夏っぽい。
そこで AI に聞いてみた。「日系の夏っぽい空気に寄せるには、写真をどう調整すればいい?」
AIの回答:
基础调整
- 提高曝光度,增加整体亮度
- 降低阴影,提亮暗部细节
- 适度提高对比度,增加画面层次感
色温调整
- 稍微偏冷,强调夏日清凉感
- 色温向蓝色调整,但不要过度,保持自然
色彩处理
- 提高蓝色和青色的饱和度,强化天空的蓝色
- 轻微降低整体饱和度,呈现柔和的日系风格
- 使用HSL面板,微调各个色彩的色相、饱和度和明度
曲线调整
曲线调整
- 在RGB曲线中创建轻微的S型曲线,增加对比度
- 在蓝色通道曲线中稍微提高亮部,强化天空的蓝色
分离色调
- 高光部分添加淡蓝色调
- 阴影部分可以添加轻微的暖色调,平衡整体色彩
细节调整
- 适度增加清晰度,突出建筑和云朵的纹理
- 控制降噪,保持画面干净
局部调整
- 使用径向滤镜,轻微提亮建筑物,增加层次感
- 使用渐变滤镜,稍微强化天空的蓝色和云朵的白色
添加颗粒感
- 适度添加颗粒,营造胶片质感,增加日系氛围
最后调整
- 微调整体色调平衡,确保画面和谐
- 适当提高鲜艳度,增加夏日活力感
というわけで、先月航空ショーを見に行く途中で撮った写真を一枚引っ張り出して、試してみた:

before

after
完全に写真マジックである。
というわけで今月の表紙画像は先月の在庫から流用。
でも夏っぽさは十分あるでしょう
睡眠质量很重要
以前は寝るときにドアを閉めていなかったので、猫が夜中に走り回ったりトイレに行ったりするたびに起こされることがあった。
今月ついに心を鬼にして、寝る時間だけは猫を部屋の外に出すようにしたところ、かなりまともな睡眠を取り戻せた。目覚ましが鳴るまで一度も起きない。
睡眠の質が上がると、学習効率や集中力まで少し上がったような気がする。気のせいでなければいいけど
結語
今月は Python 工匠 と 软件随想录 の二冊を読み終えた。
それとは別に Eloquent JavaScript も読み進めている。
ようやく「今月はそんなに無駄ではなかった」と思える月になった。この感じをそのまま保ちたい。
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